RGエールストライクガンダム レビュー


最初に白状してしまうが、そもそも機動戦士ガンダムSEEDが嫌いだったので、ストーリー上の事はよくわからない。このエールストライクについてはゲームの機動戦士ガンダムエクストリームバーサスで使用してみて、なかなかに使いやすかったので好感度が上がった。そして、豊富な武装をミッションによって換装できるというのは魅力的な要素だ。これは僕が高校生の頃にガンダムF90のプラモを組んだ時に強烈に印象づいた。とはいえ、このキットが発売されてすぐに手を出すことはなかったんだが、武器セットの役割を果たすスカイグラスパーもRGで発売されることになったのでついに手を出すことにした。本体よりも、スカイグラスパーがきっかけだ。すこし前にRGフリーダムを作っているので、SEED系に対する抵抗感も減っていたことも背中を押してくれた。


パチ組

エールストライクガンダムはこのRGが初製作となるので、他のグレード商品との差異については言及できない。ただ、RGモデルの非常に精度の高いパーツに触れているだけで、なんだか幸せな気分になってくる。しかし、相変わらず柔らかいプラだとは思う。僕は、パチ組をする時のゲート跡の処理では、GSIクレオスのMr.ポリッシャーPROという電動ヤスリがけツールを使用しているのだが、RGのプラだと1000番のヤスリだけで十分削れてしまう。HGUCなら600から800と順にあげていく感じなのだが、RGで同じことをするとあっという間に削れ過ぎてしまうのだ。それくらいプラが柔らかい。プラの柔らかさは、この模型に関して言えば作業効率が上がるので、ストレスなく組む一助になっている。デメリットとしてはプラの柔らかさが原因で、関節の摩擦がすぐに落ちてへたってしまう可能性があげられそうだ。RGに関してはポリキャップを使っていないので、このプラの材質によって関節や部品の保持力が決まりそうだ。実際、RGはポロリ地獄な話も聞くので、柔らかいプラのデメリットというのも顕在しているようである。


さて、パチ組み作業そのものは非常に快適に進む。パーツの精度の高さはさすがバンダイだ。変形するといった複雑なギミックもないので、内部フレームに外装パーツを被せていくのが主な作業になるといっていいだろう。

だが、一箇所失敗してしまった。RGのキットに付属するシール(リアリスティック・デカールと呼称する)、眼にあたるホイルシールと周りの黒い縁取りが一体化したタイプと、眼と縁取りが別になったタイプの二種類が用意されており、いわば予備が用意されているのだが、今回はどっちも失敗してしまった。最初、眼と縁取りが一体化したシールを貼ったのだが、より密着させようと爪楊枝でこすり過ぎてしまい、眼のホイルシールが曇ってしまった。そのまま頭部を組んでみたものの、あまりにも眼のシールがくすんだ状態だったので、縁取りと眼が別になった方を改めて貼り直したのだが、これも左右の眼の位置がうまく対称とならずに失敗。妥協すべきか迷ったもののどうにも気になったので眼のホイルシールのみを剥がして、パチ組み済みのRGフリーダムの余ってた眼のシールを代用した。ちょっとだけ形が違うけど、そこは妥協する。フリーダムから持ってきた眼のホイルシールも左右対象にしようと弄りすぎて縁取りシールの方も端が少し剥がれかけていたので、木工ボンドを少し水で薄めたものを粘着面に塗っておいた。ガンプラシールの粘着力が低下した場合はどうしたらいいかという情報をネットで検索してみても出てこなかったので、思いつくままに木工ボンドを使用して様子を見たが、数日経っても剥がれてくることはないので、この方法でうまくいったようだ。

それ以後の工作については特に大きなトラブルもなくパチ組み完了。このキットについては以後塗装することは考えていないので、ガンダムマーカーでスミ入れして、残りのシールを貼って終わりにする。
最初は嫌いだった無難すぎるデザインもこうして目の前で眺めてると、基本に忠実で安心感のあるデザインだと肯定的に見れるようになる。ユニコーンガンダム系がちょっと不自然なくらい足長で、それがなんとなく気になっていた時期だっただけに、このストライクガンダムは余計に四肢のバランスが良く感じられた。

実際にまだブンドドしていないので確実なことではないが、複雑な構造をしていない分、多少ポージングで動かしてもすぐに関節がへたったり、ポロリしまくることはなさそうな印象を受けた。早速、いろいろポーズをつけて写真撮影をしたいところだが、ここは少しの間我慢してRGスカイグラスパーの製作を進めてみようと思う。どうせなら、用意された武器を全て装備させてみたい。エールストライカー装備の写真は失敗してしまったので、その時に合わせて撮影しようと思う。

評価

製作についてはほぼストレスなしで組むことができるし、出来上がったものは自分が想像しているよりもずっと精密な印象を受けた。先入観でストライクガンダムが情報量の多いデザインだと思っていなかったことも理由として大きいのかもしれない。個人的に気に入ったのは、エールストライカーの翼の薄さ。ここがしっかりと精密感を出しているので引き締まった印象を受けた。

そのエールストライカーだが、装着して、自立・・・するわきゃない。こういうのは、はっきり言って気分が萎える。バカでっかい外装品を装着したら、ちゃんと立てませんってどういうことだ。つまりはデザイン先行してバランスが崩壊しているわけだ。ストライク本体はシンプルでまとまりのあるデザインだと思っただけに、このアンバランスさははっきり言って不愉快。成り立たないものを無理に作り上げたって美しくはないのだ。
まあ、SEED系は大体そういう感じのデザインが多い。アクションベース2なしではまともに立つこともできないらしいので、素直に台座ありきで立たせることにする。

※エールストライカーのことを書いておいて、写真を載せていないのは申し訳ない。撮り直したらちゃんと記事を修正します。

バンダイのアクションベース2に対応しているので、空中姿勢のポージングはこれで充分なのだが足を接地させるには全く向かない。figma用のdi:stageを使用してみたが、後ろのエールストライカーが重すぎてただの直立姿勢をとらせるのにも一苦労だ。

最後に、ナイフであるアーマーシュナイダーがちゃんと腰に内蔵できるはギミック好きとしてはこれは嬉しかった。あとはスカイグラスパーを製作、本機と組み合わせた後で総合評価をします。

Last updated: 25 Aug. 2016