積みプラ戦記

SHCM-Pro スーパーハイコンプロシリーズ

SHCM-Proとは

ガンダムのアクションフィギュア SHCM-Proについて。

この製品の正式名称はスーパーハイコンプリートモデル・プログレッシブ。略してSHCM-Pro。スーパーハイコンプロという呼び方が通常でした。このシリーズについて解説をするまえにその先駆けとなった製品シリーズについても触れていきます。

HCMシリーズ

1980年半ばにガンダムのアクションフィギュアでHCMという製品がありました。正式名称はハイコンプリートモデル。ガンダムのアクションフィギュアの最初期のものの一つです。リアルタイムでこれが売られていたのを見たことがあります。箱にきっちり収まっていたのもあり、高級感があってガンプラとは別物といった印象がありました。後に何個か実際に購入することになりますが、ガンプラの倍以上の価格だったので結構な勇気を出して決断した記憶があります。おそらく買ったのはΖガンダム、百式、それから大分経って再販されたマークⅡとハイザックは買った気がします。Zシリーズばかりです。さて、実際にこのHCMシリーズを手にしての感想はうーんいまいち、でした。ガンプラもいろプラでカラフルになり、ポリキャップを関節に使ってアクションポーズも取れるようになってきた時期でしたが、完成度の高いモデルを求めて買ったわけですが。造形も可動もそれほど感動できなかったという印象があります。

HCM-Proシリーズ

上記のHCMシリーズの名前を使ったシリーズが2004年に発売されました。その名もハイコンプリートモデル・プログレッシブ。ハイコンプロと呼ばれていました。2004年頃のガンプラともなると相当に進化していて造形もシャープ、多色成形、関節可動も広くと高いレベルの商品になっていたのですが、その技術を駆使して完全塗装、完全可動を実現した完成品塗装済みプラモデルというコンセプトの商品でした。コレクション性を考慮してサイズは1/200。パッケージ越しに見えるモデルの完成度も非常に高かったです。ガンプラのMG(マスターグレード)並みの精密感も売りでした。が、僕はこれに手を出しませんでした。これは、このシリーズに不満があったというわけではなく、この1/200のサイズが既に持っているガンプラと合わせられないことで躊躇してしまいました。このシリーズがどれくらいの数の商品を出してくれるかも未知数でしたから。結果的にかなりの数の商品が発売されることになったので、手を出してたらコレクションでたくさん並べられたなーと思います。唯一持っているのは初代ガンダムのDVDボックス買ったときに特典でついていたRX-78-2ガンダムだけですね。1/200というコレクション性にフォーカスした小さなサイズはかえって制約も生みます。まず、この小さなサイズだと自分でリペイントしたりするのは相当な難易度となるでしょう。まあやる人はやるでしょうが。あと、一番引っ掛かるのが武器と持ち手が一体化されていること。サイズ的に致し方なかったのかな。でもこれはかなり残念な仕様だと思いました。武器は武器で飾ったり他の機種に持たせたりというアレンジができたのを潰したわけですから。

アクションフィギュアでは特に顕著なことですが、新シリーズのアイテムが発売されて初代ガンダムが商品第一号として発売されるものの、売れ行き次第ではシリーズ途中で終了してしまいます。しばらくして新たな商品シリーズが始まり、初代ガンダムからある程度のところでまた終了。人気機種は発売されやすいですから、同じ機種ばかりいろんなアクションフィギュアで発売されるという現象が起こります。その点、ハイコンプロはかなり走ったシリーズだと思います。多くのガンダムアニメ作品の機種を扱ってます。製造国(中国)の人件費や材料費の高騰などでコストが増大したことが原因でシリーズ終了となったようです。

SHCM-Proシリーズ

そして2007年にHCM-Proを1/144にサイズアップしたハイスペックモデルとなるスーパーハイコンプリートモデルプログレッシブ、SHCM-Proが発売されました。スーパーハイコンプロ、スパコンなんて呼ばれ方をしてました。普段は読まない模型雑誌をたまたま購入してこの発売予告記事を読んだ時には、ついに求めていたガンダムのアクションフィギュアが出ると、発売を楽しみにしていた記憶があります。例によってスタートは初代ガンダムでしたが、ハイコンプロではサイズ的にオミットされていたコアファイターの合体ギミックのみならず、コアファイターの変形機構まで盛り込んだ上に全身21箇所のメンテナンスハッチの開閉とこれでもかとギミックを盛り込んだ仕様となっていました。実際に発売されたものを手にしたときは本当に宣伝のままのハイクオリティな仕上がりに大満足でした。

現在でも入手可能か

上記で紹介したアクションフィギュアシリーズは、既に販売終了している商品です。しかし、今でもネットショップ、オークションサイト、中古ホビーショップ等で販売取引されていますので入手することが可能です。多くの場合は発売当時の価格よりプレミア化して値段が上がっています。製造から相当な年数が経っているのでたとえ新品未開封の商品でも中で劣化している可能性もあります。それも納得したうえで購入したらいいかと思います。ここはSHCM-Pro紹介ページですので、もちろん文句なしにお勧めのアイテムです。個人的には後発の商品は、未だにこのSHCM-Proに追い付いていないと思っています。しかしながらプレミア価格や経年劣化という問題もあるので、そのあたりの判断はこの記事を読んだ方にしていただくものでしょう。


Last updated: 15 Jun. 2024