HGUC アイザック/ガザC/ギラ・ドーガ(ユニコーンVer.)セット レビュー ガザC編


ガザCについて

”ガザC”はアクシズが開発した可変MSである。一年戦争の終結に伴い、火星と木星の間の小惑星帯アステロイドベルトの宙域まで逃げ延びたジオン公国軍の残党は、採鉱および木星航路の中継基地であったアクシズを潜伏拠点とするため、居住設備を拡充する必要があった。その作業用の機体としてガザA、ガザBが開発され、小型のコロニーに匹敵する規模の球形居住施設”モウサ”の建設に投入された。当初の指導者であるマハラジャ・カーンは、アクシズでの永住も視野に入れていたが、マハラジャの死後、その方針は転換され、地球圏への帰還が決定した。それに前後して、作業用のガザシリーズを生産する設備を流用してガザCが開発、生産されることとなった。本来が作業用の機体である上、MAとしても運用できるよう可変機構を採り入れたせいもあって運動性や、機動性は決して優秀とは言えず、また、当時のアクシズには組織的にパイロットを養成する設備も機関も確立されておらず、パイロットの練度不足も問題であった。それらを補うべく、生産性が最優先され、砲撃戦を中心とする集団戦術が想定された。実際には、ナックル・バスターの搭載とジェネレーター強化が計られ、各ユニットは動力ケーブルによってリンクされている。アクシズにおける開発コードはMMT-1であり、AMX-03は地球連邦がアクシズ製の機動兵器の分類のために振り分けたものである。

SPEC:
形式番号:AMX-003
全高:22.5m
本体重量:40.8t
全備重量:72.5t
ジェネレーター出力:1,720kw
装甲材質:ガンダリウム合金
武装:ナックル・バスター、ビームガン、ビームサーベル、脚部クロー
(組立説明書 機体解説より抜粋)


ガザCは移動砲台に可変できる量産型MSだ。生産コストが最優先されていると解説に記載されている通り、可変といっても簡易的なものであり、したがってMS形態も砲台のシルエットがそのまま残ってしまっている。このいかにも廉価版なデザインがまたなんとも言えないガザCの魅力といっても良いのではないか。

キットを製作してみた感想。まず造りが非常に良くできている。可変できるとはいっても構造は単純なのだが、肩部にロック機構が備えられていたりと安定して固定できるような仕組みが施されている。
付属する武装は本体に直結したナックル・バスターという名前のビーム砲だけで構えるというよりは手を添えるだけなのでポージングで楽しもうという意欲は沸かないが、その分変形できるからそれでもいいのだろうと思う。


Last updated: 16 Nov. 2017